「かかりつけ医」＋「救急医」地域医療における新しい形のクリニック

当クリニックは、2013年に薩摩半島南部・南薩二次医療圏の中心である鹿児島県南九州市川辺町に開設された、24時間・365日救急受け入れ可能な有床診療所です。

開業以来私たちは、地域の声に耳を傾け、患者様が本当に必要とする医療を追求しながら、「断らない救急医療」を使命として取り組んできました。

現在では、南薩4市（南九州市・枕崎市・南さつま市・指宿市）に暮らす約13万人の住民の皆さま、そして地域医療機関にとっても、なくてはならない存在になったと自負しています。

幅広い患者様に対応
当院では、新生児から超高齢者まで、歩いて来院されるすべての患者様を診療しています。
必要とされるのは、プライマリーケアを中心とした幅広い視点と柔軟な対応力です。
ERでの経験がある先生であれば、特別な準備は必要ありません。
診療はまず再診から担当し、徐々に業務に慣れていただける体制を整えていますのでご安心ください。

「救急対応」から「継続診療」へ
当院の特徴は、救急診療だけに留まらず、その後の継続診療まで責任をもって行うことです。
初診後に他院へ全て任せるのではなく、必要な場合は連携・紹介を行いながら、基本は地域のかかりつけ医として最後まで寄り添います。

このスタイルは、救急医としてのスキルを活かしながら、患者様の生活や回復の経過まで含めて診ることができる非常にやりがいのある環境です。

充実した検査体制と迅速な救急対応を可能にする仕組み

当クリニックでは、救急医療に必要な最新設備・医療機器を完備しています。
CT・MRIは24時間いつでも撮影可能で、救急採血項目であれば約30分以内に結果が判明します。
大規模病院に並ぶ救急関連設備が揃っており、町のクリニックでありながら高度医療が受けられる環境です。
また、救急室からCT室まではわずか約1m。
重症患者様の対応に無駄が生じないよう、救急専門医が実際の医療現場を基に設計した最短導線の設計となっています。

ワークライフバランスを重視した勤務体制

週3日勤務（実働32時間）／年収2,000万円〜（条件あり）
※年齢・経験・専門医資格の有無による、短期研修者は除外。
救急クリニックと聞くと「過酷」というイメージを持たれがちですが、当院では救急医を一生続けられる働き方を大切にしています。
常勤医は週3日の勤務（うち2日は当直）で、週休4日という無理のない勤務体制を整備。
すでに令和6年度働き方改革制度を満たしており、労働基準監督署からも有料企業として認定されています。
また、当院は鹿児島県にありますが、東京・大阪など遠地からの通勤も可能です。
飛行機利用の際は空港に専用車をご用意し、クリニックまでは約1時間。
新幹線・航空券などの交通費も全額支給しています。

安心診療サポート体制

勤務に慣れるまでは2名体制での診療も可能です。
困ったときは院内の医師に相談でき、グループLINEでも常に相談が可能。

特に理事長は24時間サポート可能な体制を整えています。
看護師も救急医療に慣れており、医師をしっかり支えるチームとして機能しています。

将来の分院長昇格制度

当院では、一定期間勤務された後、希望される先生には分院長としてのキャリアステップをご用意しています。
救急医療の意義を理解し、地域のために貢献したいという想いを持つ先生が、安心して挑戦できる制度です。

分院長就任後も、法人が全面的にサポートいたしますので、個人で開業する際の大きなリスクを負うことなく、医療に専念できる環境があります。

私たちは、地域医療に誠実に向き合い、患者様のために行動できる先生と共に歩みたいと考えています。
そのため、法人の理念や仕組みを尊重いただけない方、また医師として・社会人としての倫理観を欠く方の応募はお断りいたします。

海外展開 ― 日本式救急クリニックを世界へ

当法人は、日本で培ってきた救急医療モデルを海外へ広げる取り組みを進めています。
その一環として、すでにベトナムに救急クリニックを開設し、現地医療の発展にも貢献しています。

勤務スタイルは、
•日本から通勤しながら勤務するスタイル
•現地に居住し勤務するスタイル
のどちらも選択可能です。

将来的に海外勤務に挑戦したい先生はもちろん、国際医療に興味のある方にも大きなチャンスがあります。
今後も、日本式の質の高い救急医療を海外へ広げていく計画です。

法人独自の医学部奨学金制度

当法人では、長く働いてくださった先生のご家族もサポートしたいという想いから、勤務10年以上の医師を対象に、お子様が医学部へ進学される際に利用できる奨学金制度を設けています。

医療人としてのキャリアだけでなく、ご家族の未来にも寄り添う制度です。