在日米軍佐世保診療所視察
在日米軍佐世保診療所の皆さまが、西海救急クリニックへ視察に来院されました。
米海軍佐世保基地における救急患者受け入れ体制の構築に向け、情報交換を実施しました。米軍側では現在、救急医療体制に改善すべき課題が多く存在するとのことで、当院の設備および診療体制をご覧いただいた結果、「すぐにでも受け入れをお願いしたい」との高い評価をいただきました。
今後は、期待に応えられるよう保険会社との調整を進め、受け入れ体制の早期確立を目指します。
また、米軍担当者からは、当院の医療システムはアメリカの医療体制に近く、日本国内では珍しい柔軟性や対応力があるとのお言葉をいただきました。一方で、日本の制度上の制限が多く運用が複雑になるとの指摘もあり、双方で改善点を共有しました。
EMSグループでは国際化に向け、スタッフが円滑に対応できるよう英語によるコミュニケーショントレーニングを継続しています。神田院に続き、西海救急クリニックでも外国人患者の受診受け入れを積極的に進めて参ります。
今回の取り組みは初の試みですが、今後連携が確立すれば、各分院とも在日米軍との協力体制を強化していく方針です。
EMSグループは、今後も日本国内における救急医療体制の発展と、国際医療支援体制の整備に貢献して参ります。
医療法人EMS 広報


